渡名喜島の名所・旧跡
渡名喜島の名所・旧跡
今も残るすばらしい遺産

■□ 渡名喜番所渡名喜小中学校跡のフクギ群 □■
 このフクギ群の正確な樹齢は不明であるが、村民の伝承によれば、少なくとも200年は越えるものと推測される。
 樹高約14メートル、樹高周囲1.7メートルとして合わせて9本の大小木からなる。
 平成元年(1989年)このフクギ郡から6本の取り木がおこなわれ、渡名喜小学校(878番地)に創立百周年記念木として植栽されている。
     (平成4年3月29日村指定)
■□ カーシリのヌーチュヌーガ御嶽 □■
 この御嶽は、海寄りの小高い丘陵の突端部に位置し、現集落からは遥かに遠く、不便な場所ながら、ユブクノーから嶽起し遥拝がなされている。
 その下のカーシリと称される砂礫の推積地は、干ばつ時に島の神人たちによる雨乞い行事が行われる唯一の場であり、御嶽を囲むように二つの侵食川が隣接し海に注いでいる。
 また、向かいのエーシジ小岩島には、海での遭難者が葬られていたとされ、海神を祀る聖地が、かつては岩上に生えた大アコウ樹の元にあった。
 これらの事実からして、この辺りは古集落・ユアギマキヨ跡と見なされている。
      (平成5年6月4日村指定)
■□ 旧家上門家(ウィジョーヤー) □■
 上門家はのこ島の初代村長を勤めた家柄。 建築年代は不詳。建物は本瓦葺きで、建用材料はチャーギ(イヌマキ)が主。屋敷は内側と外側ともに西と南面を海の珊瑚石灰岩を切り出して造った、高さ1.5メートルほどの上仕上げの石垣で築いている。屋敷林はフク木やクロ木。また、主屋を中心に南東側に前の屋(倉)、北東側にフール(石造の豚舎)を配し、昔の裕福だった面影を伝えている。
■□ 渡名喜里遺跡 □■
 里には『里殿』、『ヌル殿内』の拝む殿があり、島内随一の信仰地であります。また、部落開闘の伝えもあるが、1978年(昭和53年)の発掘調査の結果、この地は14世紀から15世紀頃のグスク時代の遺跡だということが判明しました。当時の人々の生活の足跡として、里殿の拝殿北隣の平場では貴壇と堀立柱建物跡が発見、ヌル殿内の拝殿平場ではL字状の小満を有する堀立柱建物跡が明らかにされ、また、各平場の隅には小貝塚は形成されちました。
 遺物はフェンサ上層四季と呼ばれるグスク系土器、輸入陶磁器、鉄釘、鉄鎌、古銭、鉄滓、牛の遺存骨、炭化米・麦などが出土しました。

■□ 道路より低い屋敷 □■
 毎年来襲する台風を防ぐため、できるだけ掘り下げた土地に屋敷を建てたため、独特の形状となっています。
 大雨が降っても、地下10メートル以上も白砂であるため、浸水する事はまれですぐ干上がります。そのように環境から昔の人の知恵が忍ばれます。

■□ ソーンジャキ(返風) □■

 門を入ると正面にソーンジャキがある。ソーンジャキは道路から家まの内部が見えないように、また、悪風よけのために造られるもので、古くはチニブ作り(網代)、テーブルサンゴの石積みである。
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